いつも依頼者と共に全力で走りたい。
「地域に貢献する弁護士になってほしい。」弁護士になるとき、恩師から贈られた言葉です。
そのときは、地域に貢献するって、なんだか「おおごと」に感じて、駆け出しの自分にそんなことができるのか、正直よくわかりませんでしたが、それでも自分の職業人生の道しるべになるような、そんな言葉だと思いました。
あれから10年以上経ちましたが、今も、どうやって地域に貢献していったらいいのか、答えは見つかっていません。
ただ、1件、1件の依頼者と誠実に向き合い、そのトラブルの解決を全力で支援し、ゴールまで依頼者と共に走る、その積み重ねの先に答えがあるのかもしれない、と感じています。
それぞれの事件のゴールまでの道のりは、時にとてつもなく遠かったり、過酷だったりします。それでも、これからも、1件、1件、依頼者と共に走りたいと思います。派手さとは無縁ですが、依頼者と共にゴールにたどりついたとき、少しでも依頼者の心が軽くなっていることを願いながら。